年末年始の休暇を終え、仕事始めを経て、
新年最初の祝日。それが成人の日。
成人の日が来るたびに、自分の成人の日を
思い出します。
両親は勿論のこと、同居していた祖父母も
大変喜んで、祖母はお赤飯を炊いてお祝いしてくれました。
あの日は珍しく大雪で、成人式会場まで
父親が車で送ってくれたこと。
余りの大雪で出庫できず、雪が降り積もる中、
一生懸命チェーンを巻いてくれたこと。
母親と肩を並べて写真を撮ったこと。
気がついたら、母が自分より小さくなっていたこと。
自分自身にとっても思い出深き成人の日だったが、
両親にとっては、きっとそれ以上の思いがあったのだろう。
あれから十数年が経ち、自分が親になった。
今朝の報道番組で、
「まだ子どもだなと思うことって何ですか?」
という街頭インタビューが特集されていた。
立派な親父になった私からみれば、
インタビューを受けている全ての子が子どもに見える。
けれど、社会では成人とされ、国政にも参加する。
私の息子も、あっという間に成人の日を迎えることに
なるのだろう。
今年は初めて、自分以外の成人の日について考えてみた。